ルイージ=N響/第1957回定期

録画しておいた「クラシック音楽館」を観た。
今回はN響第1957回定期公演。
曲目等は下記の通り。
○モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
○モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466
○モーツァルト:幻想曲ニ短調K397(アンコール) 
○ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調作品93
○ピアノ:アレクサンドル・メルニコフ
○指揮:ファビオ・ルイージ
○管弦楽:NHK交響楽団
○収録:2022年5月20日/東京芸術劇場

全般的にオケの響き/バランスやピアノの鳴り方にやや違和感があった。
ホールのせいなのか、マイクセッティング/ミキシングのせいなのかわからないが。

協奏曲のソリストはかなり自由に弾く人で、装飾を付けるのは良いとしてもテンポをかなり揺らしていた(フレーズの取り方もユニークだった)が、オケもよく付けていた。優れた演奏ではあったと思う。なおソリストによる「最後の最後で「おっと、全部冗談だよ」と言って終わる」という解説はなかなか面白かった。
アンコールはK397の幻想曲。二短調ということで選ばれたのかも知れないが、モーツァルトの手によるものではない最後の10小節をカットして演奏したのは、事情を知らない人にとっては「?」な終わり方だと感じたのではないだろうか。

ベートーヴェン。小節線をあまり気にせず(?)大きなフレーズ/音楽の流れで表現するやり方はある意味新鮮ではあった。N響もよく指揮に応えていたと思う。最も変わっていたのは、メヌエットのファゴット・ソロが始まる直前のテンポの落とし方。

メンバーはコンマス:篠崎、木管:神田、青山、伊藤、水谷各氏、ホルン:エキストラ(見たことはある人なのだが氏名不詳)なお、翌21日の公演では福川氏が吹いていたらしい。ティンパニもエキストラ(氏名不詳)。

以下余談だが、最も気になったのは水谷氏が吹いていた楽器。
左手中指、普通は直接指で押さえるホールしか開いていないのだが、中指で操作するリングキー(カバードキー?)のようなものが見えた。
Takeda Wing System
https://www.takeda-bassoon.com/tws
とはちょっと違うように見えたのだが、あの楽器は一体何だろうか?

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